【評価・感想】劇場版ポケットモンスター『キミにきめた!』みどころ・ネタバレなし

本日、劇場版ポケットモンスター『キミにきめた!』

が公開されました!!

www.pokemon-movie.jp

 

 

 

ポケモン映画20周年を記念する作品として、話題の映画が遂に公開。

いろいろな予想や期待に胸を膨らませながら、さっそく朝一で見に行った。

 

 

ポケモンが好きな人は勿論のこと、見に行くか気になっている人も多いのではないかと思う。そこで、ネタバレが含まないように気をつけながら見どころを紹介しようと思う。

 

見るか迷っている人や気になっている人は、ぜひ一読して、見に行ってほしい。

 

まず、結論から申し上げるとみるべし!!

損はしないと思う。

 

 

ストーリー

まず、周知の人もいるかと思うが、ストーリーを簡単に紹介しよう。

 

 

今回の映画は、ポケモンを見たことがある人なら言わずもがな、あの有名なシーンから始まる。

そう、ピカチュウとの出会いである。

(文字色見づらいね。笑)

 

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出典画像:【公式】劇場版ポケットモンスター『キミにきめた!』HPより

 

 

ピカチュウと出会い、共に旅に出るのだが、モンスターボールに入ってくれない。

なついてくれない。戦ってくれない。そんなところから始まる。

サトシとピカチュウの友情物語の始まり始まり。

そして、そんな中、ある伝説のポケモンとの遭遇で物語は加速していく。

 

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出典画像:【公式】劇場版ポケットモンスター『キミにきめた!』HPより

 

 

皆さんご存知、ホウオウ。

ポケモン映画20周年にして、ようやくのご登場。

金銀世代の人たちにとっては、嬉しいこと限りなしだと思う。

対をなすルギアは「ルギア爆誕」で早々にデビューしたが、ホウオウさんやっと。。。

この日のために温存されていたのだろうか。。。

しかし、この輝きは20周年を祝福するには素晴らしいポケモンだと思う。

 

話がそれた。

 

 

そんな伝説のポケモン・ホウオウと遭遇し、虹色の羽に導かれ

ホウオウが住むと言われる「テンセイ山」を目指すことになるサトシとピカチュウ。

 

 

その道中で出会う、新たな仲間やポケモン、サトシのピカチュウの絆の物語である。

 

 

 

みどころ・注意点

ストーリーはこのくらいにして、皆さんが気になっている見どころをいくつか挙げていこう。それと、今回の映画が原点回帰のストーリーということで、勘違いしている方がいるかもしれないので、その辺をネタバレしない程度に説明しておく。

せっかく、見に行ったのに、「思っていたものと違う!!」なんてことになったら悲しいので、その辺はわかったうえで見てほしい。

 

みどころ①:ピカチュウが可愛い。

これは、言うまでもないかもしれないが、とにかく可愛い。

すねたり、笑ったり、泣いたりと人間顔負けなくらい表情豊かな姿を魅せてくれる。

これだけでも見てよかったと思える人もいるかもしれない。

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うん。可愛い。笑

 

 

みどころ②:往年のキャラクターが登場

サトシが通常アニメでこれまでに旅を共にしてきた、こんなポケモンやあんなポケモンが登場する

あんまり突っ込むとわかってしまうというか、なんとなくどんなポケモンかは薄々感づいているかもしれないが、そんなポケモンとの出会いや感動のシーンがある。

 

アニメやこれまでの映画を見てきた人であれば、そんなポケモンたちとの「あんなシーンあったなー」、「あの映画で出てたなー」などと記憶が蘇ってきて、懐かしさや感動を与えてくれるだろう。

 

 

みどころ③:映像がきれい

これは、近年の映画であれば、アニメだろうと関係なく言えることだが、ポケモン映画でもそうであった。

ポケモンの表情や動きもそうであるが、戦闘シーンも鮮やかに描写されている。

製作側が今回の映画に力を入れていることが感じられるだろう。

そして、草原や山々、ホウオウのシーンの黄金のきらめきなど自然の映像もきれいに映っているように感じられた。

 

 

注意点①:カスミやタケシはストーリーに出てこない。

始まりの物語ということは、アニメのようにカスミやタケシとの旅かと思った人もいるかもしれないが、今回の物語には出てこない。パラレルワールドのような感じで、別次元で話が進んでいく。

そのため、あの時と同じ物語が見られる!!と思っていた人は注意してほしい。

代わりに2人の人物と旅をする。この2人にはそんなに期待することはない。

 

 

注意点②:往年のポケモン達とのストーリーも微妙に違う。

上述したようにこれまでに、活躍してきたポケモンたちが登場するわけだが、それぞれのストーリーは短編的である。

そして、ストーリーがピカチュウとの出会いから、ホウオウの住む場所を目指すことからそれなりの旅ということが感じられた。

しかし、上映時間99分という限られた時間の中にぎっしり積み込まれている。ポケモン達との物語も微妙に違うし、あっという間に展開していってしまうが、それ以上に、過去のシーンがフラッシュバックしてきて、懐かしむことができると思うので、安心してほしい。(これらのシーンを知っている前提で作られてるように感じた。)

 

注意点③:ポケモンは新旧混じって登場する。

ここまでくれば、理解してもらえると思うのだが、アニメ本家とは、完全別ストーリー。そのため、野生や仲間たちが持っているポケモンなどには、新しいポケモンも登場することは、知っていてほしい。このストーリーでは、全てのポケモンが共存する世界になっているのだろう。

ただし、ストーリーに関わるようなポケモンは昔からのポケモンたちがほとんどなので、安心してほしい。知らないポケモンは「こんなポケモンも増えたのか」程度で問題ないと思う。

唯一、多めに登場するポケモンとしては、ガオガエンというポケモンだろうか。

このポケモンは、最新シリーズの御三家。炎タイプの最終進化。

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ニャビーちゃんから進化する。

これだけ知っていれば、大丈夫だと思う。見落としているのがいたら、ごめんなさい。

 

 

まとめ。

以上のように、気をつけなければならない所もあるが、それさえわかっていれば、十分に楽しめる作品に仕上がっている。なにより、懐かしさが次から次へと湧いてくる。99分という時間の中にぎゅっと詰まった作品。ポケモンと共に育った世代にとっては、見て損はない作品だ。製作側の本気度、愛情が伝わってきた。

見ている間も20周年ということに感慨深さも感じながら、「ポケモンありがとう」という感謝の気持ちもあったと思う。そんなほんわかした気持ちになれる作品。

 

突っ込みどころや言いたいこともいくつかあるが、その辺は実際に見に行って、確かめてほしい。そのうえで、感想や評価をしてもらえればと思う。

そんなコメントも待ってます。笑

 

たくと